令和2年11月27日に、新富町議会臨時会が開催された。
各議員は、重要な議題について協議を行った。
日程の最初には、会議録署名議員として石﨑俊二議員と圖師孝一議員が指名され、
その後、会期の決定が行われ、1日の会期と認められた。
議案第59号において、一般会計補正予算が提案された。
小嶋崇嗣町長は、歳入歳出ともに5842万3000円の増額を示し、
補正後の総額はそれぞれ143億5882万9000円となることを説明した。
歳出項目には、コミュニティバス運営や防災備蓄用倉庫整備が含まれており、
さらには高齢者介護を支援するための経費も計上された。
また、土木費では道路維持や改良工事に必要な費用が計上されている。
次に、議案第60号として物品売買契約の締結が提案された。
これは、富田浜漕艇場利用者のためのナックルフォア艇12艇を購入するものである。
小嶋町長は、入札結果として桑野造船株式会社との契約金額が1,520万2000円となった旨を報告した。
質疑の場では、阿萬誠郎議員が一般会計補正予算の工事請負費の減額理由について質問した。
都市建設課長の甲斐雅啓氏は、道路新設工事の計画見直しが必要となった背景を説明した。
どういった措置が講じられるのかについても十分な説明が行われた。
その後、質疑が終了し、討論も行われなかったため、採決が実施された。
議案第59号および第60号は、いずれも満場の賛成を得て可決された。
これをもって、議会に付議された案件はすべて終了し、
新富町議会臨時会は午前10時11分に閉会となった。