令和3年第1回新富町議会定例会が開催され、各議案が可決された。
特に令和3年度一般会計予算は目を引く内容だった。
一般会計予算は119億4154万4000円と対前年に比べ26.1%増の数字を示している。
歳入の確保への取り組みが強調され、町税、特定財源の増加が見込まれている点が評価される。
議案第6号として提出されたこの予算案では、町税などが52億5239万8000円と10.7%の増加となっている。
地方交付税は特別交付税を含めて3.5%の増となり交流金の増加も期待される。
歳出についても義務的経費が39億1236万8000円となり、投資的経費においても多様な施策が挙げられる。
例えば、屋外運動場建設事業や新型コロナウイルス対策費が計上されている。
さらに、令和3年度土地区取得特別会計予算は前年比91.1%増の1億371万9000円、
水道事業会計予算は3億771万6000円、特別会計でも国民健康保険や
a後期高齢者医療予算がそれぞれ可決され、持続可能な町の実現に向けた意志が示された。
特に、新型コロナウイルス感染症への対策として新型コロナウイルス感染症緊急対策利子補給基金条例も全員一致で可決された。
この基金は県の中小企業融資制度をサポートするものであり、町の事業者への支援意義が見える。
また、公共施設の指定管理者の変更も承認され、今後の地域振興にも寄与する見込みである。
議会活動においても多数の調査が実施され、今後の政策立案に活かされる意図が見受けられ。
新富町の持続的発展に向けた取り組みが進展している。