令和5年第4回新富町議会臨時会が、7月5日に開催された。
本臨時会では、令和5年度の一般会計補正予算を含む議案が審議された。
会期は本日1日のみに決定され、全ての議案が原案の通り可決された。
まず、議案第42号の令和5年度新富町一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれ1,369万6,000円を増額し、総額133億9,708万9,000円とするものであると小嶋 崇嗣町長が述べた。
具体的には、民生費として児童遊園内の遊具修繕費や、衛生費として富田浜霊園の駐車場工事費が計上された。また、商工費には中小企業者への緊急支援として、特別貸付金の融資額を拡充するための補助金が流れ込むという。
次に、議案第43号の工事請負契約の締結についても議題に上がり、三納代北地区の農畜産物直売所の建設工事が紹介された。工事は鉄骨造りの平屋建てで、延べ床面積は1,463.5m²である。
そして議案第44号では、昭和47年に締結された財産の無償譲渡について言及され、買主との協議の結果、隣接地を無償譲渡することで了解が得られたと説明された。
最後に、質疑と討論の時間が設けられたが、いずれも特に意見は出なかった。議案が全て賛成のうちに可決された後、議長は本臨時会の閉会を告げた。