令和5年10月13日、新富町において第6回臨時議会が開催され、重要な議案が審議される。議案は、一般会計の補正予算や国民健康保険税の改正、工事請負契約など多岐にわたる。
初めに、議事日程として署名議員の指名があり、羽田野治議員及び三浦千尋議員が選出された。その後、会期が本日1日間に決定した。
続いて、議案第56号に関して町長の小嶋崇嗣氏は、一般会計補正予算の詳細を説明。補正金額は約7,947万7000円であり、総額は137億2845万5000円になる見込み。特に職員の研修旅費や、新富テゲバサッカースタジアムの外構整備費用が計上されている。
次に議案第57号では、国民健康保険税条例の一部改正についての説明がなされ、全世代対応型社会保障制度に対応するため、出産にかかる税額の減免が提案された。これは令和6年1月の施行を目指すものである。
議案第58号について、災害復旧工事に関する工事請負契約が報告され、株式会社天井丸建設との契約額は消費税を含む6,380万円。この工事は、豪雨による被災河川の復旧を目的としたもので、重要な防災対策となる。
その後、報告第12号に関連して、専決処分報告が行われ、町長が公用車の事故による損害賠償額を24万1,060円とする和解について説明。これにより、議案を含む全ての案件が無事に可決された。
結果として、議案は全て賛成で通過し、阿萬誠郎議長がその旨を確認し、本臨時会は10時10分に閉会した。議会終了後も、新富町の将来に向けた施策の進展が期待される。