令和3年3月4日、令和3年第1回新富町議会定例会が開催され、様々な議案が審議された。
まず、会議録署名議員の指名が行われ、小山早苗議員と阿萬誠郎議員が指名された。そして、会期が本日から3月17日までの14日間と決定した。
続いて、令和2年度新富町一般会計補正予算に関する議案が上程され、小嶋 崇嗣町長が予算の概要を説明した。この補正予算は、歳入歳出それぞれ2億5,767万3,000円を減額し、総額を150億8,937万4,000円にするものだという。
また、令和2年度新富町国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計に関する補正予算も要望され、予算の減額や増額調整が説明された。
令和3年度新富町一般会計予算についても、財源調整を検討しながら、町民サービスの質を確保するための取り組みが述べられた。歳入歳出はそれぞれ119億4,154万4,000円で、対前年より約26.1%増となる見込みである。
新型コロナウイルス感染症対策に関して、町ではワクチン接種の体制を整え、地域経済を支えるための施策を実施する方針を示した。具体的には、飲食店への協力金支給や、町民の命と暮らしを守るための対策に関連する予算が提案された。
最後に、新富町の農地管理や地域振興に向けた施策が説明され、地域づくりに向けた意欲が示された。今後も町民と連携を保ちながら、持続可能な社会の実現に向けて努力していくとの決意が表明された。