令和4年第2回新富町議会臨時会が行われた。
議題には予算の補正や条例改正が含まれる。
特に注目されるのは一般会計補正予算の議案と国民健康保険税条例の改正である。
まず、一般会計補正予算について、小嶋崇嗣町長からの説明があった。
約3,099万円の増額により、総額134億5,745万7,000円に達する計画が示された。
この中には参議院議員選挙に伴う経費や、新型コロナウイルスワクチンの追加接種関連費用も含まれている。
次に、国民健康保険税条例の改正では、課税限度額が引き上げられる。
具体的には基礎課税額が63万円から65万円、後期高齢者支援金課税額は19万円から20万円に改定される。
この改正は、地方税法の施行令改正に伴ったものであり、町の財政運営に影響を与えるものと予測される。
議案に対する質疑および討論は行われなかったが、全ての議案が原案通り可決された。
特に、2件の予算に関する承認議案も無事に可決され、町の財政が安定することが期待される状況である。
また、教育委員会委員の任命についても審議された。
町長は新たに、伊藤寛人氏の任命を提案した。
伊藤氏は地元出身であり、地域活動への貢献が評価されている。
議会はこれについても異議なく承認し、任命が決定された。
最終的に、議会は円滑に進行し、午前10時24分に閉会した。