令和5年9月5日、新富町の第5回定例会が行われ、さまざまな重要課題が議論された。
今議会では、特に新田原基地に関連する訓練とその影響について注目が集まった。
小嶋崇嗣町長は、日仏共同訓練が行われたことの意義を強調し、参加部隊に対する町の理解を示した。
フランス軍が来町し、特に地元の農産物を使用したことに触れ、さらなる交流の重要性を訴えた。
また、台風6号の接近に伴い、町は大雨警報に迅速に対応した。本町では、事前の対策会議を開催し、危機管理体制を強化した結果、特筆すべき被害は発生しなかった。
このような災害への対策が、過去の住民の声から学んだ教訓に大きく基づいていることを示すものだ。
さらに、富田浜公園の整備についても言及された。
地域住民の期待に応え、プールなどの施設再開の必要性が強調された。
町長は、国民スポーツ大会の開催を契機に整備を進め、地域の利便性を向上させる意向を示した。
さらに富田浜公園における漕艇場の整備や多目的広場の利用計画についても、県との協議を通じ進め、両整備が完了することでさらなる地域活性化を図る考えが伝えられた。
また、空き家対策や地方の空間利用に関する質問も上がり、町長は現在の取り組みと成果を報告した。後続して他の議員からも様々な意見や質問があり、地域におけるインフラの維持管理の重要性が議論された。特に、普段からの準備と情報の共有を怠るべきではないとの意見には多くの賛同が得られた。
加えて、基地協議会の議題に関しても、住民の安全確保の観点から具体的な取り組みが求められた。
安全対策の具体性が必要であり、町民一人ひとりが安全で安心して暮らせる町を目指す姿勢が必要であるとの見解が示された。
最後に、町民の生活を向上させるために、引き続き水道や交通などのインフラ整備が大切であり、役場としても継続して取り組む姿勢であることを確認した。