令和元年9月11日、新富町議会で重要な議案が撤回されることとなった。
議題は「新富町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」の撤回に関するものである。
小嶋 崇嗣町長は、この議案撤回の理由について説明を行った。議案は、子ども・子育て支援法施行規則の改正に基づくもので、8 0カ所程度の記載誤りが見つかり、今月中に精査する旨の通知を内閣府から受けたため、今回は撤回をお願いするとのことであった。
町長は「御迷惑をおかけしますが、御理解をいただきたい」と述べ、議案の撤回が必要であることを強調した。
議長の永友 繁喜氏は、撤回の提案に対して意見を求めた。出席議員から異議なしとの声があり、議案の撤回は許可されることが決定した。しかし、議案を撤回した後も、他の議案については審議が続けられる。この日は、議案番号53号を除いた20件が付託された。
議会は当初の予定通り、迅速に議事を終了し、午後1時03分に散会した。これにより、新富町における教育と保育の基準に関する規定が改正されるのは、後日となる見込みである。
議会では今後、適切な内容で改正案が示されることが望まれる。