令和2年第4回新富町議会臨時会が7月9日に開催された。
本日の臨時会では、主に富田小学校の講堂建設に関する工事請負契約の締結について審議が行われた。
議事日程の中で、議案第39号から第42号までの4つの工事請負契約が一括して提案され、議員による質疑が進められた。
小嶋崇嗣町長は、講堂の老朽化に伴う建設の必要性を強調し、新たな施設は鉄筋コンクリート造で延べ床面積1215㎡を有すると説明した。
また、工事契約について、総額3億4,815万円で共同企業体に発注する計画だと発言した。
吉田貴行議員は、富田小学校の講堂建替えについて、新型コロナウイルス感染防止対策の導入を求めた。教育長の別府宗光氏は、講堂の面積が現在の約2倍に拡大され、空調及び換気機能も備えていると答えた。
他の議案に関しても質疑が行われ、特に新田原飛行場に関連する福祉バスの購入契約が議論された。こちらに関しては、1,573万円で契約する予定である。
さらに、承認第11号として新型コロナウイルスに対応するための一般会計補正予算が提案された。
小嶋町長は、地域の雇用促進等に向けた取り組みや、財政への影響を詳述した。質疑の中で下村豊議員は、町外からの雇用を促進することのメリットとデメリットについて質問。その中で、町民支援の必要性も強調された。
質疑を終えた後、議案は賛成多数で可決され、会議は無事に閉会となった。
議会の終了後、町長は地域活性化に向けた取り組みを引き続き進めていくことを表明し、議員たちも町全体の福祉向上に貢献することを誓った。