コモンズ

新富町議会、重要議案を一括可決

12月16日に行われた新富町議会定例会で、重要な20件の議案が一括可決された。
記事公開日:
議会開催日:

令和2年12月16日、新富町議会の第8回定例会が開かれた。審議では、一般会計補正予算や水道事業会計補正予算など、重要な議案が一括して議題にされた。

議案第61号令和2年度新富町一般会計補正予算について、総務産業常任委員会委員長の出口喜重郎氏は、「今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額に8億1,198万5,000円を加え、151億7,081万4,000円にするものである」と説明した。主な歳入には、国有提供施設助成交付金や国庫支出金が含まれており、歳出では交通安全機器や地域活性化事業への支出が明記されている。

また、議案第64号令和2年度新富町水道事業会計補正予算についても報告された。これにより、収益的支出の運営費用が78万5,000円増加するという。

新富テゲバサッカースタジアム設置条例は、今後の地域スポーツ振興を見越し、スタジアムの設置及び管理に関する必要事項を網羅する内容になっている。委員会は、全会一致で可決すべきとの結論を出した。さらに、「新富町まち・ひと・しごと創生総合戦略事業運営基金条例」も可決され、地域の発展に寄与する事業の運営に必要な法整備が進められている。

重要な内容には、職員の特殊勤務手当に関する条例の改正もあった。この改正により、新型コロナウイルス防疫作業に従事する職員への手当を定めることが盛り込まれており、現場の実情に即した対応が求められている。

議案第78号も審議され、歳入が20万円、歳出が20万円増額される形で可決となった。この予算は、地域支援のための基金を設けるものである。議長の永友繁喜氏は、「地域の課題に対応するための柔軟な予算編成を行っている」と述べた。

審査を終えた議案は全て可決され、今後の新富町の政策・財政運営に寄与することが期待されている。最後に、継続審査と調査申し出の件については、全員一致で閉会中における審査が決定された。議会は午後2時48分に閉会した。

議会開催日
議会名令和2年第8回新富町議会定例会
議事録
タイトルの評価headlineは会議録の内容を正確に反映しており、重要な議案を確実に取り上げています。
説明文の評価descriptionは議会の内容を簡潔にまとめており、正確に情報を伝えています。
本文の評価main_contentsは会議録のデータから重要な議題や議論の結果を的確に反映しているため、整合性があります。

宮崎県新富町の最新記事

県央地区の最新記事

国富町宮崎市川南町木城町綾町西都市高鍋町 の最新記事です。