令和元年9月10日、新富町で第7回定例会が開かれ、議案が議題となった。
主な議案としては、令和元年度新富町一般会計補正予算が挙げられ、阿萬誠郎議員が衛生費の環境衛生費862万2,000円の内容について質疑した。これに対し、小嶋崇嗣町長は、浄化槽設置整備事業を進めるもので、国からの補助金の増額など具体的な取り組みを説明した。
また、農業関連の質問に対して、農地管理課長の壱岐進氏は、水利権の更新に向けた委託経費は重要であり、今後の調査を進める考えを示した。特に約1,237ヘクタールの受益地域へ効果をもたらすと強調した。
消防関連の質疑では、総務課長の青木和宏氏が、防火帽の更新について説明。消火装備の整備が進められており、各部で配布される計画があることを述べたが、全団員分の装備整備には財源の制限があるとした。これに対し、議員からは更なる装備の充実が求められた。
議案の中には、特別職の非常勤職員に関する条例改正も含まれ、報酬及び費用の弁償について見直しが図られる。議会では、報酬適正化の必要性が強調され、方向性についての議論も行われた。
全体として、新富町の議会は、地域の生活向上及び事務の透明性を目指し、今後も住民のための環境作りを進めていく意向を示した。議案はそれぞれ所管常任委員会に付託され、さらなる審議が行われる見込みである。