令和元年第4回新富町議会臨時会が、5月8日午前10時に新富町議会議事堂にて開会した。議会の重要な議題として議長および副議長の選挙が行われ、各議員がその職務に就くこととなった。特に、議長選挙では永友繁喜議員が選出された。同議員は自らの所信を述べ、町民から信頼される議会の構築を目指すことを表明した。
新しく設置された各常任委員会に関しても議論が行われ、議会運営の改善や、町民への報告機能の強化が期待されている。この臨時会では、議会改革の推進や議会の透明性を高めるために、議会活性化特別委員会の設置が合意され、今後の活動が注目される。
加えて、住民の生活に影響を与える基地対策特別委員会の設置も決定しており、新田原基地の周辺住民の安全確保や公共の利益に関する調査が重要視されている。特別委員会には石﨑俊二議員、揖斐兼久議員、阿萬誠郎議員らが選任された。
また、町の財政に関わる重要な議題として、今年度の一般会計補正予算や特別会計に関する承認議案が提出され、質疑が行われた。これに対し、小嶋町長が詳細な説明を行い、質疑応答を通じて町議会の透明性を確保する意義が強調された。
総じて、今回の臨時会は、新議会の活動のスタートとなり、議会運営の改善策や改革の方向性が示された。今後は、町民の期待に応えられるよう、議会活動が進められるとともに、町民とのコミュニケーションの重要性も再認識されたと評価されている。