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新田原基地問題、町長が町民の不安に応える姿勢示す

新富町議会で行われた一般質問で、揖斐議員が新田原基地関連の町長の姿勢を質問。町長は防音工事の重要性を強調。
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令和3年第4回新富町議会が9月6日に開催され、一般質問が行われた。

揖斐兼久議員は、まず新田原基地関連について質問を行った。町長の小嶋崇嗣氏は、新田原基地は日本国防の重要な拠点であり、騒音問題については安定運用に協力する考えを示した。また、F-35B導入について、「日本国周辺の情勢を考慮すれば、航空優勢を維持するために重要な措置である」と説明した。

さらに揖斐議員は、防音工事に関する未達成の公約についても言及。町長は国からの提案を受け、告示後に建てられた住宅に対する防音工事について強力に交渉する意向を示した。しかし現在進行中の住宅防音工事に関しては、住民からの不安もあり、町民が抱える騒音問題への対応が急務である。

揖斐議員によれば、基準値以上の騒音区域の住宅については、より強力な対応が求められているという。特に過去の白紙撤回の影響や住民の不安が広がっている中で、町長は新たに配備される航空機による騒音について、国に対して町民の心配を伝えていく姿勢を強調した。

また、教育長の別府宗光氏は、中学校の歴史教科書に関する質問に対し、図書館での教科書展示の状況について説明した。町内で選定された歴史教科書の種類や、その実際の展示状況に関して丁寧に答えた。

議員たちは、この日の議会を通して基地問題や教育に関する意見を交わし、今後の議論を進めることが必要であると確認した。特に基地関連の問題は町民に直接影響を与えるため、今後の対応が注視されることとなった。

議会開催日
議会名令和3年第4回新富町議会
議事録
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