令和3年第5回新富町議会臨時会が11月26日に開会した。
本臨時会では、複数の議案が審議され、いずれも可決された。
まず、一般会計補正予算について、町長の小嶋崇嗣氏が説明を行った。
今回の補正予算は第9回となり、歳入歳出の総額をそれぞれ2億5,428万1,000円増額し、総額を140億3,434万2,000円にすることが提案された。
主な内容として、特定防衛施設周辺整備調整交付金や、コロナ影響に対する臨時特別給付金が盛り込まれた。
さらに、新富町立小中学校施設維持管理基金条例が提案された。
本条例は小中学校の充実を図るものであり、修繕や通学路の灯りの修繕などが行われる予定である。
また、特定防衛施設周辺整備調整交付金事業に基づく物品売買契約の締結計画も可決された。
新富町消防団に配備するため小型動力ポンプ7台の購入に関するもので、契約金額は1,293万6,000円である。
このほか、専決処分の承認も行われた。
新型コロナウイルスの影響で急増する感染者への対応として、臨時の支援が必要とされたことが背景にある。
これらの議案はすべて採決にかけられ、全会一致で可決された。
新富町議会は、地域のニーズに応じた議案を迅速に審議し、意思決定を行っていることが強調された。