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新富町議会が高齢者福祉、観光、教育問題を議論、施策推進を強調

新富町議会が高齢者福祉、観光、教育問題について討議し、支援強化や施策の推進を表明。特に高齢者福祉が重要視される。
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新富町議会は令和3年3月11日、第1回定例会の第4日目を開催し、議員による一般質問が行われた。

まず、石﨑俊二議員は、高齢者福祉の現状を指摘した。特に老老介護の問題について質問し、高齢者のみの世帯数が2,483世帯であり、全世帯数7,872世帯中31.5%を占めると報告した。小嶋崇嗣町長は、高齢者世帯の介護状況について、239世帯が在宅で介護を受けていると述べた。

次に、観光に関する質問があり、石﨑議員は新富町の観光スポット数について尋ねた。町長は、宮崎県観光入込客統計調査に登録されている観光地は4カ所であると答えた。さらに、サッカースタジアムの開設により、観光客の増加を期待しているとし、車中泊専用駐車場の整備についても検討する意向を示した。

最後に、教育問題についての質疑が行われ、少人数学級制度について言及された。教育長は、現在では小学校での大部分は35人以下の学級が実現されていると答え、「今後も教育環境の充実を図る」と強調した。教育における教員の労働環境改善の必要性についても議論され、議員は教員増の必要性を訴えた。

議会では、地域包括ケアシステムの導入や高齢者福祉に関連する支援団体との連携が述べられた。これに対し、町長は福祉課や社会福祉協議会との連携を強化する方針を示した。また、地域の要望に応じた施策を進めることが重要であるとし、今後も高齢者や観光、学校教育に対する施策を継続していく決意を述べた。

議会開催日
議会名令和3年3月新富町議会第1回定例会
議事録
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