新富町議会の第4回定例会が9月6日に開催され、会議の中で複数の重要なテーマが議論された。
本日は、特に町有地の有効活用についての質問が目立った。阿萬誠郎議員は、成法寺住宅跡地の利活用に関して地域住民の関心が高いことを指摘。町長の小嶋崇嗣氏は、県道南側の整備が行われたと述べ、利用者の意見を踏まえることの重要性を強調した。さらに、新麓住宅の現状については、全ての入居者が移転済みであることが説明された。
次に、公共インフラに関する質問が行われた。特に、新田コミュニティセンター周辺の道路整備と交通安全が重視され、阿萬議員はハード対策の重要性を訴えた。町長は、麓交差点改良計画が進行中であり、地域の安全を確保するためにも必要な事業と位置付けていると回答した。
民生委員・児童委員に関しても今後の対策が話題に上がり、高齢化に伴う担当者の減少問題について阿萬議員が質問。町長は、年齢基準の緩和や処遇改善に関する施策を検討する姿勢を見せた。
また、広報物のデジタル化に関する議論も行われ、町民への情報提供の在り方について意見が交わされた。特に、阿萬議員は広報物のペーパーレス化をさらに推進する考えを示し、重要な施策と位置付けられるべきであると強調した。
最後に、委員会では追加日程として工事請負契約の締結や債権放棄についても報告され、町長より具体的な金額についても説明がなされた。特に工事は地域の安全と生活環境の整備に寄与する重要なものであることが再確認された。