令和5年第3回日向市議会定例会が6月9日に開会した。
会期は6月30日までの22日間と決定された。
議案として市長提出の報告第2号から第8号、議案第43号から第65号に対する審議が行われる。市長の十屋 幸平氏は、開会にあたり、補正予算や人事案件についての概要を報告した。特に経済支援の重要性が強調され、世帯への助成金案も提案されている。
まず、会期決定において議会運営委員長の近藤 勝久議員が報告し、内容への質疑が行われた。
質疑を経て会期の決定が承認された。
次に市長提出の報告第2号から報告第8号にかかる審議が始まった。十屋市長は元気な日向市を実現するための施策への継続的な取り組みを明言した。特に、電力、ガス、食料品などの価格高騰に対して市民を支援し、経済的負担を軽減するための補助金などが述べられた。
加えて、議案第62号、令和5年度日向市一般会計補正予算の審議が行われ、こちらも質疑後、特別委員会を設置することとなった。福祉部の藤本 一三部長は、価格高騰に対する対応策としての給付金の支給について説明し、運用の流れが報告されている。特に、非課税世帯へ向けた支給がまず行われることに焦点が当てられた。
さらに、一般質問が19日から22日まで行われる。議員からは地域の課題や市民の窮状に関して具体的な質問が出され、十屋市長は常に市民の声に耳を傾ける姿勢を示した。特に、商品券発行事業についても質疑があり、より多くの支援が実施されることが期待される。
全般的に、今回の定例会では市民生活に密接に関わる経済対策が中心議題となり、多くの議案が審議される予定である。市民の福祉の向上を目指した議論が繰り広げられることが期待されている。