令和6年6月、市議会は定例会を開き、一般質問が行われた。そこで、三樹喜久代議員は、地震や気象災害への防災対策を問い、市長は自助・共助・公助の重要性を強調した。特に、市民の防災意識の向上が必要であり、行政からの情報発信の重要性を指摘した。
また、三樹議員は熱中症対策についても言及し、2023年の熱中症による救急搬送者数が前年よりも大幅に増加している現状を示した。それに対し市長は、適切な啓発活動を行うことが重要であると強調した。
さらに、子ども医療費の自己負担額の解消についても質問があった。市長は、少子化対策の一環として医療費助成拡大を検討していく意向を示した。具体的な施策として、他自治体の事例などを参考にしつつ早急に取り組む必要があるとのことだった。
また、子宮がんワクチン接種についても、接種勧奨の必要性が強調され、キャッチアップ対象者への個別通知や啓発が求められた。市長は、子どもたちの健康を守るために、施策を見直し、確実に実行する姿勢を示した。
最後に、外見ケア用品への助成について、アピアランスケアが重要視され、がん治療に伴う脱毛や外見の変化に苦しむ患者への助成を検討する意向が示された。市長はこの問題の重要性を認識しており、他市の事例なども参考にしながら施策の充実に努めることを約束した。
三樹議員の質問に続き、友石議員がサーフィン施策やお倉ヶ浜駐車場有料化についても触れた。地域振興の一環として、サーフィンを利用した観光誘致を進めているが、駐車場の利用環境改善の必要性が指摘された。また、サーフィン大会に伴う経済効果として、開催費用と収入のバランスの対策が求められた。