令和6年6月21日、日向市の定例会第3回が開催され、各議案が審議された。
市長提出報告第3号から第10号、議案第51号から第56号、議案第58号から第64号に関する質疑が行われた。この中で、市民税や固定資産税の減額規定に関する市民環境部長・歌津京子氏の回答によると、特別な事情に該当する市民税減免の可能性について、職権減免を認める規定が追加されることが強調された。また、日向市の財光寺南土地区画整理事業に関して、建設部長・土谷和利氏は、事業の進捗状況を報告し、令和10年度の完成を目指すと述べた。
補正予算に関する説明では、経済対策として国からの特別交付金を活用した施策が紹介された。市長・西村賢氏は、物価高森信号への対策として低所得世帯への支援を実施する旨を述べ、様々な補助金による地域経済の支援策を強調した。
今後の計画として、女性活躍推進事業についても言及され、教育部長・堀田浩一氏が昨年度の講演会の成果及び参加者の声を紹介した。また、商工観光部長・長友正博氏は、ワーケーション推進事業の取り組みや観光誘客の新たな展開について説明した。
これらの質疑応答の中で、日常的な市民の意見を基にした施策の必要性が繰り返し強調された。市民の声を反映させる形での補正予算の編成が予定されており、今後が期待される点として指摘された。