令和５年９月22日、門川町では第３回定例会が開かれ、６件の決算認定が審議されました。
本会議では、令和４年度の各特別会計決算が一括審議され、全件が全会一致で認定されることとなりました。
具体的には、令和４年度一般会計の歳入歳出決算認定において、総務財政厚生常任委員会の神﨑千香子委員長は、各課とともに合計11日間にわたる審査を行ったことを報告しました。その中では、「投票用紙の読み取り分類機の導入効率が課題」とし、「投票率向上に向けた新たな取り組みが必要」と強調しました。
次に、門川町国民健康保険事業特別会計決算について、これも認定されました。また、高齢者医療や介護保険事業に関する決算も滞りなく承認されました。特に、関係各課においては、保険制度の運営と財政状況を着実に踏まえた施策展開が求められているとされています。
続いて、門川町簡易水道事業特別会計についても認定され、安定した水道供給に向けた取り組みが進められています。温暖化による影響を見据えた持続可能な水道経営の必要性が取り上げられました。
産業建設文教常任委員会の森川春夫委員長からの報告が行われ、特に地域活性化に向けた観光促進活動や、地域振興に向けた各種事業について詳細な議論が行われました。「地域振興費や観光費が地域経済に与える影響について、より深い理解が必要」との意見も寄せられました。
最後に、今後の持続可能な議会運営についても議論が行われ、閉会中の継続調査が決定されたことが報告されました。議会運営委員会として、各施策が住民にとってどのように活かされるかに重点が置かれることが期待されています。
全体的に、会議は円滑に進行し、議題は全て審議され、賛成多数で認定されたことが確認されました。今後の実施に向けて、議会と町民の連携強化が求められています。