令和5年第4回日向市議会定例会が8月25日に開会した。
この会議では、会期を10月3日までの40日間とすることが決定され、多数の市長提出議案が審議される予定である。主要な議案として、市長提出の66号から77号が挙げられ、教育委員会や公平委員会の人事案件も含まれている。
また、議案第66号では教育委員会委員の任命が原案同意され、引き続き垣内正俊氏が任命されることが報告された。議案第67号についても大石真一氏の選任が同様に同意された。これに各委員の意見が白熱し、議論が積まれたことが見受けられる。
会期内には、一般質問を通じて市民の意見を吸い上げる期間が設けられ、9月4日から7日までの4日間にわたり実施される。質問順位は前回の例に倣って抽選で決定される。一般質問の通告が求められる期限は8月28日の午前10時までと設定されている。
市長は今回の定例会における補正予算の議案を6件提案しているほか、火災予防条例や都市公園条例に関する改正案を取り上げている。特に火災予防に関する規定の見直しは新たな基準を設けるものであり、これによって安全意識が高まることが期待されている。
また、日向市の水道事業会計や介護保険事業などに関する決算が審議されることも注目されている。これにより、地方の財政の透明性と効率的な運用が求められる。
議長の松葉進一氏は、今回の会議において重要な提案や意見を通じて、市議会の役割が強化されることを願っていると述べ、また市民の意見を反映させる姿勢を強調した。