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サーフタウン日向、無惨な事故受け安全対策を強化

日向市定例会でサーファーの安全対策が議論。市長は事故防止の協力を約束。
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令和元年12月11日に開催された日向市の定例会では、サーフィンをテーマとした安全対策が重要議題として取り上げられた。

16番の友石司議員は、近年の海での死亡事故を背景にサーファーの安全対策について具体的な質問を行った。サーフタウン日向として発展を目指す中で、昨年度発生した死亡事故は痛ましいものだった。市長の十屋幸平氏は、事故の原因とその後の安全対策連絡会の設置について答弁した。

市長は、サーフィンは自然を相手とする危険なスポーツであるとし、今後もサーフィン関係者との連携を強化し、注意喚起と教育を推進していく意向を示した。特に小中学校におけるサーフィン体験学習の推進が重要であり、これは子どもたちの安全意識向上に寄与すると考えられている。友石氏が提案する独自の安全措置についても、運営側は真剣に検討する必要がある。

また、サーフタウンとしての魅力を高めるために移住施策の強化も求められた。市では、リラックス・サーフタウン日向プロジェクトを通じて移住相談を行き、約20名の方が新たに移住した実績がある。市長によると、さらなる促進策として、シェアオフィスやワーケーションプランに取り組むことが計画されている。

これに続く形で、日向市総合体育館整備基本構想の進捗状況についても議論が交わされた。友石氏はご意見を求め、体育館の利用者数や、地域図書館の建て替え関連の意見が寄せられた。市長は、開かれた議論を通じて市民の意見を反映させる姿勢を強調した。

最後に、防災体制に関する議論では、最近の大雨による浸水被害に対する対策や、避難訓練の重要性が指摘された。市長は、防災意識向上の必要性と共に、今後の避難所の運営方法についても検討を行うと応じた。

議会開催日
議会名令和元年12月日向市定例会(第5回)
議事録
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