令和6年第3回日向市議会定例会が6月7日に開会した。
この会議では、会期の決定がまず行われ、その決定に基づいて22件の議案や報告が審議されることとなる。
会期は本日から6月28日までの22日間となり、一般質問は6月17日から20日までの4日間に設定されている。
市長の西村賢氏は、特に令和6年度日向市一般会計補正予算(第1号)について説明を行い、物価高騰に対応する施策を強調した。特に、低所得世帯への給付金支給が新たに設けられ、これに関して市民の不安を解消するための措置が必要であるとの考えを示した。
また、議案第57号に関連している質疑では、柏田公和議員から、減税における平等性と影響について懸念を示す発言が行われ、西村市長は、スムーズな給付実施を目指す意向を伝えた。
これに対して福祉部長の東原留美子氏は、給付金の対象者への確認書発送について、今秋に行う予定であり、その後即時に支給を行うことを確認した。
この議案会においては、議会運営委員会の選任や議題の進行においても、適切な議論が行われ、全議案について可決される見込みとなっている。特に今回の会議では、住民支援のための施策が重要なテーマであり、議員間で活発な意見交換が行われたことが特筆される。