令和3年5月13日、日向市の臨時議会が開催され、いくつかの重要な議題が審議された。議会運営委員長の海野誓生氏は、会期および議事日程の報告を行い、会期は本日の1日間とすることが異議なく決まった。
続いて、議長の辞職が許可され、黒木高広議員が新たに選挙で議長となった。同氏は新議長就任の挨拶で、「円滑な議会運営を目指したい」と意欲を示した。副議長の辞職許可後、海野誓生議員が副議長に選任された。
市長提出の議案第40号、監査委員の選任についても審議され、議会は原案に同意した。市長の十屋幸平氏は、監査委員の重要性を強調し、特に厳しい財政状況下での役割に関して説明を行った。市財政の厳しさが続く中、監査の役割が益々重要であるとの意見が示された。
また、各常任委員会委員の選任も行われ、それぞれの委員会は速やかに正副委員長の互選を行った。この結果、各委員会の構成が決まり、議会運営の円滑さが一層加速されていくことが期待される。特に、総務政策環境常任委員会は黒木万治議員が委員長に選任された。これらの選任は、議会の直近のニーズに応じた柔軟な対応を反映している。
最後に、議席の一部変更が報告され、今後の議会に向けた新たな体制が整うこととなった。議長が締めの挨拶を述べ、全ての議題が終了したとのこと。今回の臨時議会を通じて、議会の組織構成と監査委員選任が進み、日向市の行財政運営に引き続き寄与していく方向性が示された。