令和元年12月20日、日向市で定例会が開かれ、市長提出議案第105号から第122号までの18件が審議された。この会議で、各常任委員長が報告を行い、質疑や討論を経て、多くの議案が原案通り可決される運びとなった。
総務政策常任委員長の近藤勝久氏は、議案第105号から第107号までを報告し、全員一致で可決するよう提案した。特に、消防団に関する議案では、現在の950名の団員数を維持しつつ、機能別団員制度の導入が望まれると述べた。
また、文教福祉環境常任委員会の富井寿一氏は、複数の条例の改正及び補正予算に関して報告し、特に医療費助成に関する規定が見直された点を強調。議案第120号の一般会計補正予算も全員一致で可決された。
さらに、委員会提出議案第7号及び第8号はそれぞれ「労働者協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書と、政治倫理条例の改正に関するもので、これも全員一致で可決された。
会議の質疑応答では、議案や請願に対する意見や懸念が次々と提起された。例えば、労働環境の改善について、近藤氏は、非正規雇用の問題に対する法的支援が不可欠であると語り、持続可能な地域づくりへの貢献を訴えた。