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綾町議会、コロナ影響で宿泊施設やごみ収集等に関する課題を議論

綾町議会で、コロナウイルス感染症の影響を受けた宿泊施設の運営やごみ収集の改善策について議論が行われた。
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令和2年第5回綾町議会が9月14日に開催された。

本会議では一般質問が行われ、松浦光宏議員が新型コロナウイルス感染症や観光施設の問題について取り上げた。特に、松浦議員は主に産業活性化協会宿泊施設について質問し、コロナの影響で宿泊施設の売上げが落ちていることを挙げ、「何か対策はあるのか」と町長に尋ねた。

町長の籾田学氏は、「昨年度、宿泊3施設で約3,200万円のキャンセルがあり、厳しい状況です。11月まで綾川荘とふれあい合宿センターを休館し、てるはの森の宿で集約運営を行う計画です」と説明した。また、松浦議員は、「補修が必要な綾川荘について、どのように対応するのか」とも質問した。町長は、お風呂の漏水工事を休館中に行い、今後、補修計画を発表する意向を示した。

コロナウイルス感染症への対応についても言及され、「感染者が出た場合の対策シミュレーションは行っているのか」と松浦議員が再度質問した。午前中の優れた答弁に対し、町長は「基本的には県が対応しますが、町としても町民への情報提供や広報活動に努める考えです」と答えた。

キャンプ受入については、松浦議員から「川崎フロンターレやホンダFCが今後綾町でキャンプを行うか」との質問に対し、町長は「施設が減少した影響で、多くのチームがキャンプ地の見直しを迫られている」と説明した。ホンダFCについては、キャンプ地変更の可能性を示唆し、連絡を取り続ける姿勢を強調した。

ごみ収集については、松浦議員が収集場所や収集回数の改善策を問うた。町長は「収集回数の増加は難しい状況だが、自治公民館からの要望には応じる」と応え、地域の環境整備に力を入れている方針を示した。

また、重度心身障がい者医療についての質問では、窓口負担の500円を新たに設定した理由を町長が説明し、今後の見直しも示唆した。さらに、教育委員会の学校給食についても質問され、給食費の軽減がどう影響しているか詳細な答弁があり、引き続き子供たちの健康にも配慮する旨が語られた。

議会開催日
議会名令和2年第5回綾町議会(定例会)
議事録
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