令和2年第8回綾町議会(定例会)が12月8日に開催され、町長のコロナ対策に関する説明や議員からの一般質問が行われた。
議題として取り上げられたのは、綾川荘の存続やコロナ対策の現状、町民の不安を軽減する施策についてであった。町長は、最近のコロナ感染者の状況を受け、町民への正確で迅速な情報発信の重要性に言及した。特に、11月19日にはJA綾町の職員に感染者が確認され、役場は直ちに防災無線を通じて町民へ情報を伝達した。
また、橋本議員は、コロナ渦中で高齢者への移動支援として導入された100円バスの活用についても言及した。利用状況は、開始以来高齢者を中心に活用されており、今後の運営の改善策が検討される予定である。
児玉議員の質問では、特に行政がこの施策によるデメリットをどう認識しているのかが焦点となった。町長は、広報活動や住民からのヒアリングが必要であり、その方向で進める所存であると述べた。