令和4年第2回綾町議会定例会では、様々な議案が一括で審議され、可決された。
特に注目されたのは、職員定数の改正や特別職の報酬に関する条例の改正である。総務委員長の児玉信氏は、職員定数を95名から100名に増員する方針を説明し、介護認定審査会や後期高齢者医療広域連合への派遣を含む経費計上が必要との見解を示した。
また、特別職の非常勤職員については、社会保険加入や手当支給を含む、評価審査会委員の委嘱に関する改正も可決された。これは、太陽光開発に伴う環境保全を目的としたもので、報酬は1万と定められた。
さらに、一般職の職員給与の改正も話題となり、国の人事院勧告に基づき、給与の減額が行われることが決定された。前回の議案でも同様の内容があったが、町全体で協力し、職員の負担軽減を図る必要があると意見が集まった。
議会での審議の中では、職員数の増加に対して意見の分かれる部分もあった。松本俊二議員は、「人員の増強も大事だが、業務の効率化も同時に進めていくことが重要」と強調し、改革の意義を訴えた。