令和2年第5回綾町議会が、9月4日に開催されました。
議事では、複数の議案が付託され、迅速な審議が求められた。
特に、財政関連の議案が多く、924万5,000円の訂正が含まれた議案第46号について、町長の概説が行われた。
町長の籾田学氏は「今回の訂正は、繰越金の二重計上に関するものである」と述べた。
議会は、特に台風10号の影響を受けたことから、質疑を省略し、委員会への付託を行う特別措置を採用した。
議案第41号の職員の特殊勤務手当の改正についても、スムーズに総務委員会に付託された。
これにより、労働環境の向上を図る意図が感じられる。
また、一般会計補正予算に関する議案第44号は、総務委員会と文教福祉委員会にそれぞれ付託され、予算編成に向けた重要な議題とされている。
特に、新型コロナウイルス感染症への対応として、財政的悪化の懸念が広がっており、意見書案も提出された。
松本俊二議員が「地方税財源の確保を求める意見書」を提案し、自治体の健全な運営を促す声が上がった。
ほかにも、義務教育関連の陳情があり、少人数学級の推進に向けた意見書取りまとめの必要性が指摘された。
今後の議会でこれらの議案がどのように決議されるかが注目される。