令和元年第4回綾町臨時会が開催された。
本会議では、向井好美副町長の辞職申出が議題に上がった。この辞職は、町の将来についての思いや責任感を根拠にしたものであり、質疑応答を通じてその背景が明らかになった。
向井副町長は、辞職理由として、次期町長選挙への関与を挙げた。彼は新しい町長が誕生する中で自らの役割を果たすことが適切と考えたという。このような背景のもと、彼は辞職届を提出し、議会でその承認を求める形となった。
質疑応答の中で、山田由美子議員は、向井副町長の辞職理由に関して具体的な経緯を尋ねた。向井副町長は、無投票での次期町長の選出に懸念を示しつつ、自身の考えに基づいて辞職の決断を下したと300を強調した。また、議会における義務の遂行についても触れ、その後は総務税政課長が職務代理を行うとの見解を示した。
増田俊男議員は、議論の中で、副町長としての立場を維持しながら町長選挙に立候補する考えはなかったのかと尋ねた。向井副町長は、職責を全うするために見識を持った上で辞職を選択したと述べ、責任感の強さを表明した。
最終的に、議会は向井副町長の辞職申出に賛成し、採決を経て正式に承認された。これは、新たな町長選の進行における重要な一歩と捉えられている。