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綾町議会でライドシェア・農業支援の重要性が強調

綾町議会で、ライドシェアの導入や自然生態系農業の推進、就学援助制度の見直しが主たる議題となり、意義が確認される。
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令和元年第8回綾町議会(定例会)が9月13日に行われ、高校生の通学問題やライドシェアの導入についての議論が活発に行われた。

松浦光宏議員は、ライドシェアの導入に関して、町長に具体的な実施の意向を問うた。町長の籾田学氏は、財政の負担を軽減する観点からライドシェアを提案すると述べており、理解を深めるための町民とのコミュニケーションが今後の課題であると強調した。また、教育長の日高和典氏も、ライドシェアの普及に向けたリスクについて言及し、事故や犯罪の可能性を挙げつつ慎重な実施が必要と述べた。

次に、自然生態系農業についても議論され、松浦議員が綾野菜のブランドを守るための管理・調査の必要性を訴えた。農林振興課の戸髙知也課長は、綾野菜の質の維持に向け、検査体制を強化している旨を説明した。また、農業・商工業における労働力不足に対する対策についても言及があり、町長は外国人技能実習生の活用に関するセミナーを開催したことを報告した。

橋本由里議員は、就学援助制度の見直しを求め、早急に支給されることが子どもたちの権利であると訴えた。町長と教育長は、保護者への周知や早期支給の改善に取り組むことを約束した。

議会では、建設計画の進捗や除草剤散布の状況、特に高齢者の生活環境への影響が懸念された。町長は、車のふみ間違い防止装置の補助について他町の取り組みを調査し、検討を進める意向を示した。

加えて、綾北川の汚濁対策にも議論が及び、持続可能な開発に向けた意見が交わされた。町長は、環境保全に向けた取り組みを優先するとし、今後、関係機関と協議を重ねていくと述べた。

最後に、照葉樹林マラソンの中止が決定されるなど、行事の見直しも議論された。その後、町行政としては、行事の効率化と町民サービス向上に向けた施策を検討していく必要があるとの結論に至った。

議会開催日
議会名令和元年第8回綾町議会(定例会)
議事録
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