令和5年第2回綾町議会が3月9日に開かれた。
議題は主に令和4年議案第75号の訂正と一般質問への対応であった。
まず、令和4年議案第75号の内容について、町長の籾田学氏が説明。主な変更は、綾町オーガニック給食推進に関する条例の法制執務上の用語に関連するものであった。町長は、「細部の表記を法令に適したものに訂正したので、議会にはご理解いただきたい」と述べた。これに対し議員から質疑はなく、許可することに異議はなかった。
続いての議題は一般質問で、児玉千歳議員、山田由美子議員、青木実議員がそれぞれ質問を行った。特に、児玉議員は宿泊施設の現状や高年者環境整備、児童減少対策について多岐にわたり質疑。町長は宿泊施設について「従業員の雇用契約や委託料の詳細を確認しており、引き続き改善に務めている」との姿勢を示した。
また、山田議員は「子ども条例」や国民スポーツ大会への準備、青木議員は綾川の環境保護とダム管理の重要性について触れ、町長は「教育は地域の未来を担う重要な要素である」と強調した。
質疑応答の中で、町長は過去の経過を踏まえた上での見解を述べ、町の財政状況についても触れ「持続可能な運営を実現すべく、努力していきたい」との考えを示した。
最後に、教育に関する方針として「しっかりとしたリーダーシップを発揮し、学校教育の充実を図る」とした。