令和元年第3回綾町議会臨時会が8日、開会した。
この臨時会では、仮議席の指定から始まり、新しい議長の選挙が行われた。臨時議長には日髙憲治議員が就任し、議長選挙を経て日高幸一議員が選出された。
次に、副議長として松浦光宏議員が選出された。常任委員や議会運営委員会の委員についての選任も行われ、これに伴い、議会報編集委員会も新たに構成された。
今回の議会ではまた、議案の提案もあり、監査委員の選任や、特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の改正案が挙げられた。特に、給与改正の背景には、前町長の辞職が大きく影響しているとされる。
さらに、令和元年度綾町一般会計補正予算(第1号)も予算案として議題に上がり、これにより町長選挙関連の費用が新たに計上されることが審議された。この補正予算は、選挙執行費用として390万円の増額が提案された。総務税政課長によると、前回の選挙に比べ、システム費用や通信運搬費が増加したことが理由だという。
討論の結果、議案は全て原案通り可決された。議会の最後に、町長職務代理者の挨拶が行われ、新たな議会の結成が祝された。議会は今後、住民福祉の向上と町政の発展に貢献することが期待されている。
この臨時会は、議会運営において重要な役割を果たすものであり、議会の新しい体制のスタートとなった。議長に就任した日高幸一議員は、議会と行政の連携を強化し、町民のニーズに応える姿勢を強調した。