令和5年第3回土佐市議会の定例会が開催され、議員たちの質問が活発に行われた。
中田 勝利議員は、教育長の任期中の課題と投票率向上について言及した。教育制度の改善や市民参加の促進が必要との認識を示す。
所 紀光議員は、ふるさと納税の施策と火葬場の整備について質問し、地域振興策としての効果を評価した。特に火葬場の問題は市民からの要望が高い。
宇賀 裕生議員は、農地法の改正に伴う取り組みや農業生産費の高騰問題への支援を訴えた。農業への影響が大きい中での支援策の必要性を強調する。
山脇 義英議員は、自殺予防と農福連携をテーマに提言を行い、市内におけるネットワーク構築が急務であると訴えた。また、猫に関する社会問題についても言及し、ボランティア団体への支援が大切だと訴えた。教育現場では長時間労働や人員不足の改善を求め、国や県への対応を要請する。
野村 昌枝議員は、教育制度の今後や土佐市民病院の運営、地域観光施設「南風」の現況について質問し、教育面での経験を基に意見を述べた。
村上 信夫議員は新居地区の観光交流施設と、宇佐メガソーラーを巡る問題について詳細な質問を行った。特に設計や工事計画への関心が寄せられた。
大森 陽子議員は、学校の断熱化やマイナンバーカードの制度への疑問を投げかけ、具体的な取り組みを促す意見を表明した。特に教育現場の環境改善は子どもたちの健康にも直結するため、注目が集まった。
以上のように、多岐にわたる質問や提言が出された定例会では、市民生活や教育、農業など幅広い分野での問題意識が共有された。今後の政策に大きな影響を与える意義深い議論が繰り広げられた。