令和5年12月12日、第4回土佐市議会定例会が開かれ、重要な問題が議論された。特に加齢性難聴者への補聴器補助制度や南風の管理委託、さらには宇佐メガソーラーについての提案が注目された。
加齢性難聴者への補聴器補助制度について大森陽子議員は、先日、市役所にて行われた要望書提出の経緯を語った。市長板原啓文氏は、補聴器外来の開設や助成制度について検討を進める考えを示した。この制度は、市民病院にとって浪費を防ぎ、市民の生活の質を向上させることを目的としていると強調した。
南風の管理委託については、新居地区の観光交流施設が注目され、今後の管理体制に関して議論が行われた。市長は、管理方法について市民と話し合い、地域活性化を図る意向を示した。
宇佐メガソーラーは、工事の遅れや業者の影響が問題視された。村上信夫議員は、地下水への影響が懸念される中で、工事の進捗を確認する必要があると訴えた。
また、地球温暖化対策が重要視される中、土佐市は省エネを促進するための施策の検討を進めている。特に再生可能エネルギーの導入を進める方針を示し、住民の協力を求めている。
保育士不足の問題も浮き彫りとなった。所紀光議員は、事業団としての取り組みが遅れている現状に対し、市長に早急な対策を求めた。市長は、待遇改善や奨学金制度の創設など、具体的な手段を講じる必要があると述べた。