令和6年第1回土佐市議会定例会が開催され、様々な課題が取り上げられた。
中田勝利議員は、生産年齢人口の増加を求め、また通学路の防犯灯についても重要性を訴えた。
加えて、がん患者に対する外見ケアについても言及し、地域としての支援が必要と強調した。
所紀光議員は、人口減少対策における移住促進や空き家の利活用に関する重要な課題を提起した。
その中で、行政と民間団体とのコミュニケーションのギャップや、お試し住宅の整備の遅れが問題視された。
さらに、移住促進事業の新たなチャレンジについても議論がなされた。
山脇義英議員は、EM環境浄化に関連する原材料の高騰や機材の破損に対する対策を問うと共に、地域猫活動の支援や人口減少の現状を整理した。
特に、南風と新居緑地公園の運営については、有料化の可能性や維持管理に関する意見が交わされた。
災害ボランティアセンターの設置に関して、山脇議員は具体的な計画の必要性を述べ、拠点の選定についても意見を求めた。
教育問題についても議論が行われ、特に教員の負担軽減や学力向上についての関連性が深掘りにされた。
宇賀裕生議員は、土佐市の鳥獣害対策の実情について語り、捕獲人材の確保や鳥獣害対策の必要性が挙げられた。
池宗二郎議員は、新居地区の新堀川改修計画について詳述し、森林環境譲与税の活用に言及した。
南海トラフ地震対策では、山本浩一議員が耐震化の取り組み状況を確認し、高齢者などに対する補助制度の検討が求められた。
また、市長の政治姿勢についても幅広く議題にされ、市民福祉向上に向けた施策が期待されている。
最後に、産業廃棄物処理施設に関する議論が続き、地元住民の意見や環境保護に配慮した対策についても意見交換が行われた。
議会では、議員間の活発な意見交換が行われ、市民課題への真摯な取り組みが示された。