令和5年第2回土佐市議会定例会が開催され、各議員が多岐にわたる質問をした。
特に、南風問題や新居地区観光交流施設に関する議論が注目を集めた。糸矢幸吉議員が「南風について」と問いかけたのを皮切りに、山脇義英議員は市長の政治姿勢や病児・病後児保育の進捗について言及した。
また、村上信夫議員は新居地区の観光交流施設に関して、信頼回復や喫茶店退去問題などを提起し、公募の妥当性について詳細な質問を行った。これにより、市民からの信頼を得るための施策が求められることが明らかとなった。
大森陽子議員は南風問題について市長案に賛成を表明しながらも、疑問点を述べた。具体的には「役所が取った態度の違い」や賃貸契約の問題について問いかけた。特に、退去通告に関する姿勢が市の対応に与える影響について議論した。
さらに、特養「とさの里」に関する虐待問題防止策や、公共施設におけるマイク設備の必要性も提案された。市民サービスの拠点としての市役所の役割も強調され、今後の改善点が浮き彫りとなった。
その他、宇佐メガソーラー問題に対する説明会の開催や、堤防補強の新技術の導入についての意見も上がった。今後、各議員からの提案が市政策にどのように反映されるのか、注目される。