令和4年第4回土佐市議会臨時会が、10月26日に開催された。
出席議員は15名であり、議会は成立した。本臨時会では、日程として会議録署名議員の指名、会期決定、そして議案審議が行われる。
議長の森田 邦明氏は開会の挨拶で、日程を進めることを宣言した。最初に行われたのは、会議録署名議員の指名で、野村 昌枝議員と田村 隆彦議員が選ばれた。次に会期決定の議題が提出され、議会運営委員長の戸田 宗崇氏が会期は本日1日とし、委員会付託を省略するとの報告を行った。これに対し、異議はなかった。
市長の板原 啓文氏が提出した議案として、令和4年度一般会計補正予算第6回と、学校給食特別会計補正予算第2回があり、報告も行われた。この補正予算は新型コロナウイルス対策として、エネルギー・食料品価格高騰への支援を目的としたものだ。
特に注目されるのは、オミクロン株対応ワクチンの接種についての報告である。村上 信夫議員から接種券発送について質問があり、健康づくり課の岡林 輝氏がその回答を行った。双方向のワクチン接種に関する説明がされ、今後の計画についても触れられた。また、公共交通利用者支援のための運賃無料化が行われることも報告された。
質疑は議員から多数行われたが、意見交換はスムーズに進み、議案は採決に移った。議案第1号は原案通り可決され、次に議案第2号も同様に可決された。報告第1号も承認され、臨時会に付議された全ての案件が終了した。
最後に市長から、今後も生活者の安心・安全に取り組む旨の挨拶があり、議会は円満に閉会となった。