令和4年第1回土佐市議会定例会が開催された。
出席議員は15名で、会議は無事に成立した。
開会にあたって、東日本大震災の犠牲者への哀悼の意が表された。
初めに、議長が会議録署名議員として、野村 昌枝議員と戸田 宗崇議員を指名した。次に、会期決定に関する議題が提出された。
戸田 宗崇議員が議会運営委員会の報告を行い、会期は3月7日から22日までの16日間とする案が了承された。
市長の板原 啓文氏は、新型コロナウイルス感染症対策についての状況を説明した。
高知県内では感染者数が過去に無いほど増加し、まん延防止措置が適用されていた。
市内では、学校の休業状況や保育施設の休園など、感染症拡大に対して様々な対応を行った。
市民には、基本的感染防止策の徹底を再度呼びかけている。
また、新型コロナウイルスワクチンの追加接種も進めており、いくつかの医療機関において接種が行われている。市長は、早急な接種完了を目指すと強調した。
市内の飲食店に対する営業時間短縮要請による経済影響にも対応。協力金を支給する方針を示した。
次に、子育て世帯への臨時特別給付金支給についての報告もあり、申請不要により支給対象世帯には大規模な金額が配分された。これに加え、非課税世帯への支給工事も進められ、支給はスムーズに行われている状況にある。
保育所の適正配置計画も議題に上り、宇佐保育園などの統廃合について、住民との協議を続けていることが報告された。懸念の声もあるが、子供たちの安全確保を優先的に行う方針である。
今定例会の主な議案については58件で、その中には、固定資産評価審査委員会の委員選任や、各種条例の改正、市立コミュニティセンターの設置に関する議案などが含まれている。
これらについて具体的に市長が説明した後、質疑応答が行われた。議案第1号は即座に採決へ進み、賛成多数で承認された。
次回の会議は3月14日に予定され、今後の質疑および一般質問が行われることになる。議会は市民の声を今後の施策へと反映していく方針を示しており、関心を持って見守っていく必要がある。