令和元年6月28日、坂出市議会が開催され、市税条例や家族保育事業に関する議案が審議された。この会議での重要なポイントは、総務消防委員会からの報告に基づく9件の条例改正案がいずれも可決されたことだ。
議案第6号の坂出市税条例の改正では、単身児童扶養者の非課税措置に関しても見直しが行われた。
この改正は、地方税法に基づく対応であり、議会では異議なく原案通りの可決が確認されている。
また、議案第10号の坂出市火災予防条例の改正では、住宅用防災機器の設置基準を見直し、市民の安全確保が強調された。これも異議なく可決された。
さらに、予算関連の議案である令和元年度坂出市一般会計補正予算案第2号も原案通り可決され、今後の市の財政運営についての議論が進められた。
他にも、家族保育事業にかかる改正が行われ、基準の見直しが進められたことに対する賛同の声が寄せられた。
教育民生委員会からの報告では、坂出市スポーツ施設の条例も改正され、競技場のPRに関する意見が出た。委員は「カヌーのまちさかいで」を推進する中での施設整備について言及し、合宿誘致を進める考えを示した。
さらに、議員派遣についての決定も行われ、議会改革をテーマに三重県や滋賀県に派遣される議員が決定した。また、脇芳美議員の辞職勧告決議案も提出され、議会の品位を守る必要性が再確認される形となった。