令和6年第1回定例会において、様々な議案が提出され、質疑が行われた。特に、令和6年度高松市一般会計予算案についての議論は、参加議員の多くが注目し、活発な意見交換が行われた。
市長の大西秀人氏は、今回の予算案が過去最大の規模であり、約1719億円と説明した。物価高騰や社会保障給付の増加に対応し、重要施策に約50億円が計上されている。
これに対し、自由民主党議員会の杉本勝利氏が、令和6年度一般会計予算案について質問した。さらに、シティプロモーション戦略の進捗状況や、観光プロモーションの方針についても問われた。市長は、塚田良平氏をシティプロモーションプロデューサーとして起用し、具体的な取り組みの成果を報告した。
また、県のフルマラソン大会開催に向けた取り組みが発表され、多くの市議がその社会的、経済的な波及効果の重要性について指摘した。議会内では、デジタル技術の活用による業務効率化や自治体サービスの向上も一致して求められ、これからの高松市の発展に向けた方針が示された。さらに、持続可能な財政運営に向けた活動が求められている。
令和6年度予算に含まれる施策として、特に力を入れているのが、子育て支援や地域活性化である。このような施策は、高松市の将来に向けた基盤を形成するものとして、市民とも共に進めていく考えを強調した。特に、観光関係者や中小企業の支援が重要であるとされ、地域経済の活性化に向けた施策が期待される。
これらの施策を持ちまして、高松市としての目指すべき都市像「人がつどい 未来に躍動する 世界都市・高松」への実現可能性を高め続けることが重要であるとの姿勢が見受けられた。今後の進捗状況に注目が集まる。