令和5年第6回高松市議会定例会が開催され、多くの市民に重要な議題が取り上げられました。
この会議では、高松プライドプロジェクトが発表され、地域に対する愛着を育む活動の重要性が強調されました。参加した児童たちは、自身の地域を代表する人物や出来事を学び、地域貢献について考える機会を得たと報告されています。このプログラムの成果は広く知れ渡り、今後各学校での実施や周知が期待されています。
ターミナルケアに関しては、高齢者や重篤な患者に対する迅速な認定調査の必要性が訴えられました。介護サービスを必要とする患者が多い中、認定手続きの迅速化が求められています。さらに、介護を理由とする離職が増加している問題にも言及し、介護者の支援を強化する必要があると述べられました。
農業振興の観点では、地域計画の策定が急務とされ、多様な農業担い手の育成が強調されています。高松市では、農福連携を通じた障がい者支援が推進されており、これにより地域課題解決への期待が高まっています。
広聴広報に関する議題では、市民の意見を広く汲み取るための取組が必要不可欠であると認識されています。特に、高松市公式LINEや広報高松を活用し、利用者のニーズを反映する工夫が求められています。
最後に、やしまーるの夜間利用についても、市民が安心安全に訪問できるような取り組みが重要であるとされました。夜景観光の推進とともに、利用促進策の展開が期待されています。市営墓地における駐車場問題や新駅の整備計画についても意見が交わされ、多肥地域や中部地区の活性化への期待が寄せられました。
この会議では、各議題についての積極的な意見交換が行われ、市民が安心して暮らせる地域社会の実現に向けた取り組みが進められています。