令和4年第4回丸亀市議会継続会が開催された。多くの議員が出席し、重要なテーマが取り上げられた。特に注目されたのは、若年性認知症やリユース活動などの課題である。
若年性認知症については、市長の松永恭二氏がこの問題に対する見解を述べた。認知症は高齢者だけの問題ではなく、働き盛りの世代でも発症する。特に受診の遅れが潮流を左右するため、早期発見と早期対応が重要であると強調した。また、認知症カフェ事業の利用者からも、なぜこの施設の利用を希望するのかとの意見が寄せられた。参加者からは「毎月の開催を増やしてほしい」の声もあり、この要望は今後の運営に考慮されるとのこと。
リユースに関しては、廃棄物削減に向けた取り組みが進められている。市内のクリントピア丸亀では不要な品物を収集し、再利用可能なものをオークション形式で販売している。部長の田中壽紀氏は、ジモティーとの連携についても話した。これは必要なものを求めている市民に機会を提供するものと考えられている。
電動キックボードの導入についても議論された。この新しい交通手段は、観光名所や町の探索をより楽にするものであり、今後の施策に積極的に取り入れられる可能性が高い。市の産業文化部長、林裕司氏はその利便性を認め、GPAを装備したバイクなどの運用を視野に入れることが必要だと述べた。特にこの手段は市民の交通手段としても注目されており、観光の活性化に寄与する。
また、SNSを活用した市政情報の発信強化なども話題となった。市長公室長の山地幸夫氏は、ツイッターなど新しいメディアを活用して情報を発信し、市民との対話を深めていくことの重要性を訴えた。特にLINEなどの身近なツールを活用することで、多くの市民に情報を届けることができるという視点が強調された。2025年には椅子の配置や周知を得て、丸亀市が進展することが期待されている。全体として、若年世代に配慮した施策や新しい交通手段の導入など、市としての積極的な取り組みが求められている。