令和2年第6回丸亀市議会12月定例会が開会した。議事は、会期の決定や諸報告、複数の議案の審議が主な内容である。
この定例会では、本日から12月17日までの18日間が会期として決定された。また、会議録署名議員に大前誠治議員と福部正人議員が指名された。 引き続き、各種議案が上程された。議案第96号は、一般会計補正予算で、新型コロナウイルス感染症対策として、市内事業者に対し、補助金の追加計上や指定管理料の計上が行われる旨が提案された。
次に、議案第97号では、モーターボート競走事業会計補正予算について説明された。売上が予想以上に増加する見込みであることから、収益的支出も増額される予定である。
その後、議案第103号から議案第113号までの条例改正や、議案第98号から議案第102号の職員の給与に関する条例改正が行われた。この一連の議案については、特に議案第98号による職員給与の引き下げが注目され、議員の間で議論が行われた。横田隼人議員は、引き下げ幅の少なさに疑問を呈し、倍の額を求める修正案を提出したが、最終的には否決され原案が可決された。
新型コロナウイルスの影響が懸念される中、議会はこの重要な会期を通じて、市民サービスや財政状況の改善に向けた施策を模索し続けている。そして、議員たちは、市民生活に直結する議題に対して真摯に取り組んでいることが伺えた。