令和5年第3回丸亀市議会6月定例会が開会した。本定例会は、6月1日から23日までの23日間が会期と決定され、出席議員24名全員が参加した。
議長の三宅真弓氏が議事日程に基づき、まず日程第1の会期の決定について問題提起した。会期は異議なく承認され、6月23日までとなる。
次に日程第2では会議録の署名議員を指名した。選ばれたのは水本徹雄氏および岡田剛氏である。
日程第3として、諸般の報告が行われた。市長の松永恭二氏は、地方自治法に基づく報告を行い、経営状況の資料が配付された。
続いて日程第4に入った。議案第58号がテーマとなり、感染症の変更に伴い、特殊勤務手当の規定改正が提案され、原案通りの承認が得られた。市長はこの件について、「感染症の位置づけが変更される中、特例の廃止が必要だ」と述べた。
日程第5では議案第59号から第70号までを一括して上程し、それぞれの内容が市長から説明された。一般会計補正予算は歳入歳出を合計2624万円追加し、572億6428万円に至るもので、主要な項目にコミュニティ助成金や生活保護システムの改修業務委託料の計上が含まれているという。
また、環境に関わる条例の見直しも提案された。市税条例の改正や企業立地促進に向けた新たな支援制度の設立を目指す。
日程第6、7では公平委員会および監査委員の同意に関する議案が提案された。それぞれ勝丸千晶氏、武田孝三氏の選任が議決され、異議なく承認された。最後に、全ての議題が終了し、会議は散会された。次回は6月5日午前10時に再開される予定である。