丸亀市議会の一般質問において、さまざまなテーマが取り上げられている。「市道原田金倉線」や「市道西土器南北線」、「市道郡家東西2号線」については、交付金が十分でないために工事が大幅に遅れている現状がある。特に原田金倉線は、30年以上も整備が進んでおらず、530万円の交付金に対して、高額の要望額に応じた工事の実施が難しい。「このような状況に対して、市長はどう考え、解決に向けての方針を持っているのかが求められる。これに対し、行政側は、予算確保のための地域住民とのコミュニケーションを強調し、努力していく意向を示した。
さらに、垂水町の道路に関しても問題が指摘された。特に、垂水農道は長年未整備のままとなっており、周囲の理解を得ることが困難な状況が続いている。住民からの切実な要望に対して、どのように接触していくかが重要な課題となっている。また、垂水町の市道102号線でも安全面の懸念が示されており、危険を回避する対策についての具体的な取り組みが求められている。
市民会館の計画に関する質問では、基本構想のスケジュールに不透明感があり、地元住民とのコミュニケーションの重要性が強調された。市長は2023年に開館を目指す意向を示したが、そのための具体的なスケジュール策定が求められている。また、大ホールのサイズに関する議論では、市民からの意見を反映させる必要性が述べられている。
ボートレースまるがめにおけるファン獲得活動も話題になった。特に、キャッシュレス決済の導入を進め、中小企业の支援の必要性が指摘された。市の補助金については、今後もより幅広く支援することで、地域活性化に寄与することが期待されている。観光バスの駐車場対応も重要視されており、県道沿いの施設を利用することが求められている。
市全体の交通問題、特に農業専用道路や集落内道路の整備が急務であるという意見が多く挙げられた。この背景には、車両の通行整理や歩行者の安全確保があり、集約的な事業戦略が必要であるとされている。