令和5年第1回丸亀市議会の会議録では、様々なテーマが議論された。
特に、新型コロナウイルス感染症対応についての臨時交付金の活用が注目され、令和4年度には32事業が実施されていることが報告された。実施状況は多岐にわたるが、特に水道基本料金の免除や学校給食費の無償化など、生活支援につながる事業が高く評価されている。
その一方で、各事業の効果検証が求められており、特に事業の必要性について住民の意見聴取が重要であるとの声が上がった。これにより、今後の施策において住民のニーズを的確に捉えていく必要があることが強調された。
医療的ケア児支援についても言及され、丸亀市ではガイドラインに沿った取組が進められており、今後の受入れ体制一環として看護師の配置や専門的な支援が必要とされている。特に医療的ケアを要するお子さんの支援には、保護者との連携が欠かせない。医療的ケア児を来年度から小学校へ通わせる準備が進められ、適切な支援体制の整備が求められている。
女子サッカーについては、地域の活性化を図るため、女子サッカー教室や交流大会などを通じて競技人口の拡大に努めている。特に、ワールドカップ開催に向けての取り組みも期待され、市民の関心を高めるための新たな企画が模索されている。
また、通学路の安全整備に関しても見直しが進められ、ハード面とソフト面の両面で施策が実施されているが、特にカラー塗装などの維持管理が求められ、その重要性が再確認された。
最後に、浸水センサーの設置促進についても言及があり、大雨時の迅速な情報把握に向け、国の施策を参考にした取組が計画されている。これにより、地域住民の安全を確保するための新たな手段として期待されている。
市としては、これらの取組を通じて地域の防災力や生活環境の向上を図ることが重要だと認識し、必要な手段を講じる方針が示された。