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丸亀市議会、米飯給食の増加や防災計画策定を強く求める

学校給食を米飯中心へ移行し、地区防災計画の策定を強化するよう議会で確認。
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令和元年第5回丸亀市議会12月定例会が開催され、様々な議題が取り上げられた。特に、学校給食の主食を米飯中心へ移行する必要が指摘され、議員からは週3回の米飯給食の回数を増やすべきとの意見が多く出された。この意見には、安全な食材の使用に関する懸念が反映されており、小麦に含まれる残留農薬や食材費の問題が影を落としていた。また、教育部長は現行の米飯給食を週3回程度で維持したい考えを示し、米飯給食の増加には他の市町との関係を考慮に入れる必要があると答弁した。

次に地区防災計画について、各地域が自ら策定する重要性が強調され、市が支援する体制を整えることが求められた。市長は、地域住民の主体的な活動を尊重しつつも、行政からの支援が重要であるとの認識を示した。具体的な支援の一環として防災士の活用や地域課題解決を目的とした研修などが提案された。

さらに、非常時の通信手段としてアマチュア無線の重要性が語られた。丸亀市アマチュア無線非常通信協力会の協定が締結され、災害発生時には市の防災行政無線と連携し、情報をスムーズに伝達する体制の構築が目指されている。各コミュニティセンターへの無線通信設備は整備中であり、今後もこの協力が期待される。

また、カマタマーレ讃岐についても言及され、地域貢献度を高めるための活動の強化が求められていた。市長は完全無償化を目指す考えを明示しつつも、その財源や持続可能性を踏まえた慎重なアプローチが必要であるとの意見を述べた。

全体として、議会では安全で安心なまちづくりに向けた多面的な取り組みが議論され、特に地域の主体的な活動と行政の支援を両立させることの重要性が確認された。今後の施策に対する迅速な対応が期待されている。

議会開催日
議会名令和元年第5回丸亀市議会12月定例会
議事録
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