令和元年第4回丸亀市議会8月定例会継続会が、9月18日に開催された。本会議では、主に市民交流活動センターや新市民会館の整備に関する一般質問が行われた。
中谷真裕美議員は、市民交流活動センターや新市民会館が市民の意見をどのように反映しているか疑問を呈し、市長に関係部署間の連携を求めた。市長の梶正治氏は、本町地区の整備計画が進行している中、建設中の市民交流活動センター及び新市民会館について市民の意見を取り入れ、協調を図る姿勢を強調した。
また、後半には新市民会館の機能について質問があり、アクティブな意見交換が行われた。中谷議員は、具体的なニーズ反映を強調し、対話を通じたより良い施設整備を訴えた。
項目にて新市民会館の整備に加え、高齢化に対応するごみ出し体制の充実についても言及された。神田泰孝議員は高齢者への支援制度を求め、市長は地域包括ケアの視点から、ふれあい収集の拡充策を説明した。さらに、粗大ごみの持ち出し収集に関する制度化や、海洋プラスチックごみ対策に関する議論も進められ、各議員から活発な発言が見られた。
最後に、瀬戸内国際芸術祭についても各議員が関心を寄せ、来場者の拡大に向けた施策の重要性が確認された。市長は、芸術祭を通じた地域活性化に対する期待感を示しつつ、今後も市民参加の機会創出に努めていく意向を述べた。このように、議会全体として市民生活の質向上に向けた具体的な施策に重きを置く姿勢が見受けられる議論となった。