丸亀市議会の令和3年第5回定例会継続会が開催された。議事の中で、様々な議案や請願が上程され、特に今回の議会では、通学路の安全性に関する議論が重要な課題として浮き彫りになった。
教育部長の報告によると、丸亀市内の通学路について、これまでの調査により150か所の危険箇所が確認され、各小学校からの報告に基づき、現在99か所が危険視されている。特に見通しの悪い交差点や、交通量の多い地点が報告されており、具体的な改善策が求められている。
具体的には、城西小学校付近では車両の進入があることが懸念され、学校への安全教育が重要であるとの事が強調された。さらに、飯山南小学校では、周辺の見通しが悪い道路について、スピード表示やミラー設置の計画が進行中であることが示された。
また、議会では前例のある成功事例を踏まえて、通学路の安全対策を強化していく方向性が確認された。特に新たな歩道の整備や、意識を高めるための啓発活動が行われる可能性が示唆された。
このように、丸亀市議会議員が安全性を重視し、地域コミュニティと連携のもと、通学路の改善に向けた戦略を進める姿勢が強調された。議事の中で示された通学路の危険箇所についての正確な把握と、それに基づく具体的な対策の構築が求められている。
このような取組により、丸亀市内の子供たちが安心して通学できる環境づくりが進むことが期待される。代表的な危険箇所の情報が共有され、全体的な安全性が向上することを目指して、関係機関と連携しながら進める必要があると感じられた。事後の取り組みが如何に実効性を持つかが今後の課題である。